皆さんこんにちは。今回は「性病検査って実際いくらかかるの?」という、よくあるご質問についてお話しします。
「自費の値段はホームページに書いてあるけど、保険だとどのくらい?」
「初診料っていくらぐらいかかるの?」
と疑問に思う方も多いと思います。

今回は、泌尿器科で行う主な性病検査の流れと費用の目安を、できるだけわかりやすく解説します。
🔍受診の流れ(一般的な例)
- 問診票の記入
どのような症状が、いつからあるかを記入します。 - 検尿
尿検査で感染の有無を調べます。
この尿を使って、淋菌・クラミジアのPCR検査を行います。 - 診察
症状や痛みの部位に応じて診察を行います。 - 採血・エコー検査・検体採取・点滴治療
梅毒検査では採血が必要になります。必要に応じて超音波検査を行います。女性の場合は女性看護師が膣内から検体を採取します。淋菌が疑われる場合は点滴治療を行います。
- お会計・処方箋の受け取り
💰 保険診療で実際にかかる金額はどのくらいなのでしょうか?
結論から言うと以下のようになります。
保険診療の場合の費用目安(3割負担)
検査内容 | 自己負担額の目安 |
淋菌・クラミジア検査 | 約3,000円 |
淋菌・クラミジア+梅毒検査 | 約3,000~3,500円 |
淋菌・クラミジア+マイコプラズマ+トリコモナス | 約3,500~4,000円 |
※症状や検査内容により多少前後します。
※初診時に治療(投薬・点滴)を行う場合は、薬剤費が追加されます。
※エコー検査や追加の採血(肝機能・腎機能など)を行う場合もあります。
自費検査(症状がない方・匿名希望の方など)
「症状はないけど調べておきたい」「妊活前に調べたい」「保険証を使いたくない」という方は、自費検査も可能です。
当院の自費検査料金(2025年10月時点)
内容 | 料金(税込) |
初診料 | 2,000円 |
淋菌・クラミジアPCR | 4,000円 |
マイコプラズマ・トリコモナスPCR | 6,000円 |
梅毒(血液検査) | 3,000円 |
結果説明(再診料) | 無料 |
👉 淋菌・クラミジアのみ希望の場合は 合計6,000円(税込) です。
💊治療まで自費で行いたい場合
治療内容 | 費用(税込) |
クラミジア治療(ジスロマック内服) | 約4,000円 |
淋菌治療(ロセフィン点滴) | 約5,000円 |
🌿まとめ
- 保険適用なら 3割負担で約3,000円前後
- 自費の場合は 6,000円~1万円程度(内容による)
性病は、早期発見・早期治療がとても大切です。
不安な症状がある方、検査だけでも受けてみたい方は、どうぞお気軽にご相談ください。
性病について相談・検査・治療したい方は岡山駅東口徒歩3分の泌尿器科の『おかやま腎泌尿器科クリニック』までお気軽にご相談下さい。
おかやま腎泌尿器科クリニック
院長 光井 洋介(泌尿器科専門医)