自由診療
こちらのページの診療内容は、保険適用外の自由診療となります。費用は全額自己負担となります。
ED、早漏治療
ED(勃起不全)は、性的興奮があっても十分な勃起が得られない、または維持できない状態を指します。加齢やストレス、生活習慣病が原因となることが多く、心理的要因が関与することもあります。
早漏は、挿入から射精までの時間が著しく短く、パートナーとの性生活に支障をきたす状態を指します。こちらも心理的な要因や神経の過敏さが影響していると考えられています。
治療の流れ
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1.初診・問診
症状の経緯、頻度、背景にある病歴や生活習慣を詳しくお伺いします。
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2.必要な検査
ホルモン検査や血液検査を行い、器質的な原因がないかを確認します。
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3.治療の選択
EDにはPDE5阻害薬(バイアグラ等)の処方、早漏にはSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)や外用薬などを用います。
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4.経過観察・調整
効果や副作用の有無を確認しながら、薬剤の種類や用量を調整します。
治療期間と治療回数
- 治療期間
- 即効性のある薬剤(例:シルデナフィル)はその都度服用で効果が見込めますが、根本治療や精神的要因へのアプローチを含む場合は3~6か月程度を目安に継続的なフォローが必要です。
- 治療回数
- 初診+効果確認の再診1~2回、以降は処方ごとに月1回程度の通院が一般的です。
費用※表示価格は全て税込です。
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リスクと副作用
ED治療薬では頭痛、顔の紅潮、鼻づまり、消化不良などがみられることがあります。早漏治療薬では眠気、吐き気、めまいなどが起こることがあります。持病や併用薬との相互作用にも注意が必要です。
AGA
AGAは、思春期以降に額の生え際や頭頂部から髪が薄くなり、進行していく男性特有の脱毛症です。DHT(ジヒドロテストステロン)という男性ホルモンの影響が主な原因です。遺伝や生活習慣も発症に関与します。
治療の流れ
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1.初診・問診
脱毛の部位や進行度、家族歴、生活習慣などを確認します。
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2.診断
視診と頭皮の状態からAGAかどうかを診断し、必要に応じて血液検査を行います。
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3.治療の開始
フィナステリドやデュタステリドの内服、ミノキシジルの外用などを提案します。
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4.経過観察・継続治療
効果を確認しながら、定期的な診察と治療の継続を行います。
治療期間と治療回数
- 治療期間
- 毛髪の成長サイクルに合わせた治療が必要なため、最低6か月~1年の継続治療が推奨されます。
- 治療回数
- 初診+1~2か月ごとの診察、経過により3か月ごとのフォローアップに移行する場合もございます。
費用※表示価格は全て税込です。
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リスクと副作用
内服薬では性欲減退、勃起不全、精液量の減少などの副作用が報告されています。まれに肝機能障害や乳房の違和感が生じることがあります。外用薬では頭皮のかぶれやかゆみがみられることがあります。
LOH症候群(テストステロン補充療法)
LOH(加齢男性性腺機能低下症)症候群は、男性ホルモンであるテストステロンの減少によって、倦怠感、性欲低下、集中力の低下、筋力の減少、抑うつなど多様な症状が現れる状態です。テストステロン補充療法は保険適用になる場合もございます。詳しくは当院スタッフ、医師にご確認ください。
治療の流れ
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1.問診・問診票記入
気分や活力、性機能に関する自覚症状をチェックします。
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2.血液検査
遊離テストステロン(Free-T)の値を測定し、診断を行います。
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3.治療の選択
テストステロンの注射(筋肉注射)や外用ジェルによる補充療法を行います。
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4.定期モニタリング
ホルモン値、前立腺の状態、赤血球数などを定期的にチェックします。
治療期間と治療回数
- 治療期間
- 症状やホルモン値の安定を目指して、3か月~1年以上の中長期的な治療が一般的です。
- 治療回数
- 注射療法では2~4週に1回の通院が必要です。ジェル等の外用療法の場合も、月1回の定期診察と採血チェックが必要です。
費用※表示価格は全て税込です。
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リスクと副作用
テストステロン補充により赤血球増加、前立腺肥大、肝機能異常の可能性があります。がんリスクの観点からも、前立腺の評価が重要です。睡眠時無呼吸症候群が悪化することもあります。
Doxy PEP(ドキシペップ:行為後性病予防)
Doxy-PEPとは、性行為後にドキシサイクリンという抗生物質を服用することで、梅毒、クラミジア、淋病などの性感染症を一定の確率で予防する方法です。性行為後72時間以内に服用することで、感染リスクを軽減できます。
Doxy-PEPは予防薬であり、治療薬ではありません。すでに感染している場合は、Doxy-PEPを服用しても効果はありません。服用する際は医師の指示に従うことが大切です。
受診から経過観察までの流れ
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1.受診・相談
ドキシペップの処方を受けるには、医療機関を受診し、医師に相談する必要があります。
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2.検査
必要に応じて、性感染症の検査を行います。検査結果によっては、他の治療が必要になる場合もあります。
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3.処方薬の服用
性行為後72時間以内に服用します。多めの水で服用し、食後に飲むと胃腸への負担が軽減される場合があります。
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4.経過観察と検査
通常、服用から4~6週間後に再度検査を受けることが推奨されています。
使用期間と通院回数
- 使用期間
- 性行為後72時間以内に服用します。
- 通院回数
- 初回受診に加えて、服用後4~6週間後の再検査が推奨されます。
費用※表示価格は全て税込です。
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リスクと副作用
抗ウイルス薬や抗生剤の服用により、吐き気、下痢、嘔副作用が起こる可能性がありますが、すべての人に起こるわけではありません。また、すべての性感染症に効果があるわけではありません。あくまで緊急予防策として有効とされているので、日常的に服用するのは推奨されておりません。
性病スクリーニング検査
性感染症は初期には無症状で進行することが多く、気づかぬうちにパートナーに感染させる可能性があります。定期的な検査によって早期発見・早期治療が可能になります。
治療の流れ
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1.問診・検査項目の選定
感染リスクに応じて、検査する疾患(HIV、梅毒、クラミジア、淋菌、B型肝炎など)を選択します。
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2.採血・尿・分泌物の採取
採取方法は感染症によって異なります。無痛の検査がほとんどです。
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3.結果報告
通常数日~1週間程度で結果が判明します。オンラインでの結果通知にも対応可能です。
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4.治療・フォローアップ
陽性の場合は、速やかに治療を開始し、必要に応じてパートナーへの対応もサポートします。
治療期間と治療回数
- 治療期間
- 検査自体は当日で完了します。結果は数日~1週間以内にご連絡いたします。
- 治療回数
- 基本的には1回(初診と検査実施)で完結。陽性の場合は治療のために追加で1~2回の通院が必要になります。
費用※表示価格は全て税込です。
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リスクと副作用
検査そのものに大きなリスクはありませんが、採血に伴う内出血や気分不良がまれに起こることがあります。プライバシーの確保には万全を期しています。
ETA頻尿治療
ETAは、難治性の頻尿・夜間頻尿の原因となっている異常な知覚神経の働きを取り除くことで、頻尿・夜間頻尿を改善することを目的とした治療法です。
治療の流れ
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1.問診と適応確認
難治性の頻尿・夜間頻尿 (既存治療で効果不十分又は既存治療が適さない頻尿または夜間頻尿)と診断された場合、治療適応となります。
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2.治療内容の説明と同意
難治性の頻尿・夜間頻尿に対する ETA 頻尿治療の治療手技について説明し、リスクを含めて同意を得ます。
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3.治療実施
予約制で治療を行います。局所麻酔下で行います。1回の治療で効果が認められる場合もありますし、認められない場合もあります。ご希望に合わせて複数回の塗布治療を行うことが可能です。
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4.アフターフォロー
治療の効果と副作用を確認します。
治療時間など
ETA頻尿治療は15分程度です。(局所麻酔の時間は含まない)
効果持続期間は3〜6ヶ月となります。
※治療期間や回数は患者様の症状や治療内容により異なります。
費用※表示価格は全て税込です。
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リスクと副作用
処置後に血尿、尿路感染などが一時的に生じる可能性があります。
また、可能性は低いですが術後に一時的な尿閉(尿がでにくくなる)になることがあり、場合によっては短期間の尿道カテーテル留置が必要となります。(特に前立腺肥大のある男性はリスクが高いので事前にしっかりリスクについてお話しします。