院長コラム

実際に泌尿器科で性病検査にかかる費用は?【保険・自費】

皆さんこんにちは。今回は「性病検査って実際いくらかかるの?」という、よくあるご質問についてお話しします。

「自費の値段はホームページに書いてあるけど、保険だとどのくらい?」

「初診料っていくらぐらいかかるの?」

と疑問に思う方も多いと思います。

今回は、泌尿器科で行う主な性病検査の流れと費用の目安を、できるだけわかりやすく解説します。


  1. 問診票の記入
     どのような症状が、いつからあるかを記入します。
  2. 検尿
     尿検査で感染の有無を調べます。
     この尿を使って、淋菌・クラミジアのPCR検査を行います。
  3. 診察
     症状や痛みの部位に応じて診察を行います。
  4. 採血・エコー検査・検体採取・点滴治療
     梅毒検査では採血が必要になります。必要に応じて超音波検査を行います。女性の場合は女性看護師が膣内から検体を採取します。淋菌が疑われる場合は点滴治療を行います。
  1. お会計・処方箋の受け取り

結論から言うと以下のようになります。

保険診療の場合の費用目安(3割負担

検査内容自己負担額の目安
淋菌・クラミジア検査約3,000円
淋菌・クラミジア+梅毒検査約3,000~3,500円
淋菌・クラミジア+マイコプラズマ+トリコモナス約3,500~4,000円

※症状や検査内容により多少前後します。
※初診時に治療(投薬・点滴)を行う場合は、薬剤費が追加されます。
※エコー検査や追加の採血(肝機能・腎機能など)を行う場合もあります。


症状はないけど調べておきたい」「妊活前に調べたい」「保険証を使いたくない」という方は、自費検査も可能です。

当院の自費検査料金(2025年10月時点)

内容料金(税込)
初診料2,000円
淋菌・クラミジアPCR4,000円
マイコプラズマ・トリコモナスPCR6,000円
梅毒(血液検査)3,000円
結果説明(再診料)無料

👉 淋菌・クラミジアのみ希望の場合は 合計6,000円(税込) です。


💊治療まで自費で行いたい場合

治療内容費用(税込)
クラミジア治療(ジスロマック内服)約4,000円
淋菌治療(ロセフィン点滴)約5,000円

  • 保険適用なら 3割負担で約3,000円前後
  • 自費の場合は 6,000円~1万円程度(内容による)

性病は、早期発見・早期治療がとても大切です。
不安な症状がある方、検査だけでも受けてみたい方は、どうぞお気軽にご相談ください。

性病について相談・検査・治療したい方は岡山駅東口徒歩3分の泌尿器科の『おかやま腎泌尿器科クリニック』までお気軽にご相談下さい。

おかやま腎泌尿器科クリニック 

院長 光井 洋介(泌尿器科専門医)